同じむし歯治療でも、使う材料や治療方法によって、仕上がりや将来の再治療リスクは大きく異なります。
当院では、治療方法を押しつけるのではなく、それぞれの選択肢のメリット・デメリットをわかりやすくご説明しています。
レントゲンや各種検査を用いて、お口全体の詳しい状態を確認し、現状を正確に把握します。
「最善」の形は患者さまによって異なります。
「しっかり治したい人」「痛くなるまでは触りたくない人」「今できることだけやりたい人」
歯科医師が考える最善は『長期に安定した状態』です。
患者様のニーズと歯科医師の考える最善をすり合わせ、保険治療・自費治療それぞれの選択肢の中で、より良い方向性を患者さまと一緒に考えていきます。
保険診療は「最低限の機能回復」を目的とした制度です。使える材料や設計に制限があり、審美性・耐久性・再発リスクなどに限界と制約があります。
それぞれの材料が持つ特徴を、写真や模型などの資料を活用して視覚的にわかりやすくお伝えします。
無理に特定の治療をおすすめすることはありません。客観的な事実に基づき、それぞれの選択肢の違いをきちんとお伝えした上で、患者さまに選んでいただきます。
予後不良の歯を残したままでは、長期的な安定は不確実です。
「今できること」「今の費用」「将来の歯」「全身健康」「年齢」などを総合的に熟慮し、ご自身に合った最適な治療を一緒に見つけていきましょう。
お口の将来を見据えた
最適な選択肢を共に探しましょう。
詰め物・被せ物は、材料によって見た目だけでなく、
汚れのつきにくさや長期的な安定性にも違いがあります。
| 比較項目 | 保険治療 (銀歯・CAD/CAMなど) |
自費治療 (セラミック・インプラントなど) |
|---|---|---|
| 見た目 | △ 金属色 / やや不自然 | ◎ 天然歯に近く自然 |
| 耐久性 | △ 経年劣化しやすい | ◎ 非常に高い |
| 汚れのつきにくさ | △ プラークが付着しやすい | ◎ 表面が滑らかで汚れにくい |
| 再治療リスク | △ 接着面の劣化等リスクあり | ◎ リスクが比較的低い |
| 金属アレルギー | △ リスクあり(材料による) | ◎ なし(メタルフリー選択可) |
| 費用 | ◎ 保険適用(1〜3割負担) | △ 自費 |
どちらが絶対に良い、ということではありません。
患者さまの価値観やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
疑問や不安を残さず、最適な選択ができるようサポートいたします。
むし歯を削って詰めるだけでなく、その歯をこれから何年使っていくのかまで考えることが大切です。
保険診療の範囲内でも最善を尽くしますが、制度上の制約があるのも事実です。そのため当院では、長期的なお口の健康にとって本当に良いと思える選択肢についても、隠さず正直にお伝えするようにしています。
私たちの願いは、ただ治療を終えることではなく、ご自身の歯をできるだけ長く、快適に使っていただくこと。すべての情報をオープンにした上で、患者さまが心から納得して選べる診療を心がけています。
院長 中島 隆